時計に使われる金無垢素材は主に18金と呼ばれる、金75%に対して割金25%を含む素材を使用しており、割金にどのような金属を配合するかにより、イエローゴールドや、ホワイトゴールド、ピンクゴールドといった様々な輝きを生み出しています。

こちらのスピードマスターは一般的には『ピンクゴールド』と言われる、主に銅の配合を強く出すことにより温かみのあるピンク色を出したものになります。

ですが、配合されている銅はとても変色を起こしやすい素材であり、ピンクゴールドとしても同様に経年変化により変色を起こしやすい故に気にかける方も多くいらっしゃいます。

そこでOMEGAは独自の配合により、経年変化に強く長期間に渡り美しい輝きを保つ事を可能にしました。

2012年に生み出されたこちらの合金は、太陽系の中でも最も赤い輝きを放つ小惑星になぞらえて『セドナゴールド』と命名され、以降多くのモデルに採用されることとなります。

初めて月に降り立った腕時計として人類史に名を刻む、OMEGAの代表作であるスピードマスターとの組み合わせはもはや必然と言えるのではないでしょうか。
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2021年に第8世代としてリニューアルされたスピードマスターですが、以前のモデルよりも細かくテーパードの効いたブレスレットになった為、ツールウォッチでありながらもドレッシーな雰囲気を感じる仕上がりでしたが、美しく煌めくセドナゴールドが組み合わさることでより一層華やかな場面に相応しい1本となりました。

風防と裏蓋にはサファイアクリスタルを使用しており、傷にも強くなっています。

スピードマスターと言えばプラスチック風防、という方もいらっしゃるかもしれませんが、プラスチック風防では長くご愛用いただくと、細かなキズが入ってしまいやすいことを踏まえると、長く美しい輝きを保つセドナゴールドとサファイアクリスタルの組み合わせはぴったりと言えます。



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2024/03/19(火) 11:26 UNARRANGEMENT PERMALINK COM(0)