ミレネリーの由来と言われている「millennium」は 0~1000年、1000~2000年など、特に「000」が付く年で終わる場合を指す英単語で、2000年というミレニアムイヤーを迎えることを記念し、生まれたのがこのミレネリーコレクションです。
一番の特徴と言っても良いのが楕円形のケース、オーバルケースです。
このケースデザインは当時のオーデマ・ピゲのデザイナーがイタリア ローマの「コロッセオ」を参考にデザインされたと言われています。
初代ミレネリーはセンターに3針を配置したデザイン重視の時計であり、特徴としては楕円形型のケースのみでそれ以外は特筆すべき点は無いように思えました。
しかし、そんなミレネリーコレクションが変わり始めたのが、2006年に発表されたミレネリーのスタイルチェンジです。
このスタイルチェンジによりミレネリーは大胆なアシンメトリーデザインが定着していきます。
そして2011年に進化したミレネリーが発表されます。
それが今回ご紹介している『ミレネリー4101 15350ST.OO.D002CR.01』です。
裏蓋が透けていてムーブメントを見ることができる「シースルーバック」は、現在も様々な時計に採用されています。
この『ミレネリー4101 15350ST.OO.D002CR.01』にも採用されていますが、他の時計とは大きく異なる点があります。
それは、本来裏蓋側からしか見ることができないムーブメントが文字盤側からも見えるのです。
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https://www.rasupakopi.com/nkopi_a208.htmlその為にこの時計に搭載されているキャリパーCal.4101はムーブメントを反転させた設計となっています。
通常裏蓋側にある部品を文字盤側から見えるように設計をし、どちら側から見てもムーブメントの機能美ともいえる美しさを堪能することが出来ます。
そしてそんな美しいキャリパーCal.4101は「浜口尚大」という日本人時計師のもと設計監修、開発されました。
テンプ・ケース・文字盤のサイズの比率はまさに芸術ともいえる設計であり、誰もが美しいと思える仕上がりなのではないでしょうか。
当店で販売している個体は、2023年9月にAUDEMARS PIGUETにてストラップ交換済み、同年10月には当社提携工房にて機械点検・外装仕上げ済みで、中古品ではありますが安心してお使いになれます。
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